インターネットの歴史
ネットスケープ
1994年ネットスケープ・コミュニケーション社が設立されました。その1年前、1993年にイリノイ大学に在籍する、まだ大学生であったマーク・アンドリューセンは、NCSA(国立スーパーコンピュータ応用研究所)でアルバイトをしていました。彼はモザイクという画像と音を扱えるブラウザを開発しました。
ティム・バーナーズ・リーが開発したWWWブラウザでは、研究論文という文書を作成し閲覧するのが目的であったので、そこでは文字を記述することしかできませんでした。そこにマーク・アンドリューセンが画像と音をブラウザで扱えるようにしました。初めはUNIX X-Window環境で動作するのみでしたが、後にWindows版とMAC版も開発しました。
ジム・クラークはジオメトリーエンジンの開発者であり、映画やテレビコマーシャルで使われる3DCGの制作で有名なシリコングラフィックス社を設立した人です。1994年ジム・クラークはシリコングラフィックス社を退職し、NCSAでモザイクを開発したマーク・アンドリューセンに、新しい会社を作るので来て欲しいとメールしました。
そして、1994年ネットスケープ社を設立し、モザイクを越える機能を持ったブラウザ、ネットスケープを開発しました。このソフトウェアはインターネットを介して無償で配布しました。そして、継続使用してサポートが必要であれば料金を支払ってくださいという訳です。ネットスケープは世界中で大きなシェアを占め莫大な利益をあげました。ソフトウェアを無償で配布するというのはこれが始まりです。