RASIS
Availability(可用性)
コンピュータシステムを利用しようとした時に、正常に動作している確率がAvailability(可用性)の指標であり稼働率で表します。稼働率はMTBF/(MTBF+MTTR)で計算できます。稼働率を向上させるには、ハードウェアの平均故障間隔MTBFを大きくし、平均修理時間MTTRを小さくすることです。
クラウドコンピューティングはAvailability(可用性)を高く保持できるシステムです。コンピュータハードウェアが故障するのは熱または電源が原因である事がほとんどです。クラウドコンピューティングの場合、サーバはデータセンターに設置して運用管理している場合が多いですから、熱対策と電源対策が万全であり、ハードウェア故障の発生確率が小さくなります。
データセンターではコンピュータを設置している部屋の温度を一定に保つよう空調設備を整えています。そのため、熱を発するCPUやハードディスクが故障する事が少なくなります。UPS無停電電源装置を備えていますので、カミナリなどで起きる瞬断や数分程度の停電が発生してもサーバは故障する事なく正常に動作します。データセンターによっては、自家発電装置を有しているところもあり、万一電力会社からの電源が供給されなくなっても関係なく、サーバを稼働させ続ける事が可能です。
さらにデータセンターでは地震対策の設備を備えています。建物自体が耐震構造、または免震構造になっており、万一地震が発生してもサーバが落下したり、ラックが倒壊したりする事はありません。