システム構成
クライアント・サーバ・システム
クライアント・サーバ・システムは、インターネットが普及する前からあるシステムであり、クライアントとサーバが遠隔地にあるというものでは無く、同じ建物内のネットワーク上にあるという程度のシステム構成です。しかし、クライアントとサーバ間のネットワーク回線としてインターネットを利用したものがクラウドですから、クラウドコンピューティングの先例になったシステム構成であると言えます。
クライアントとは、単純に英語ではclientと表記しサービスを要求する顧客の事です。サーバとは、serverと表記しサービスを提供する人や物の事です。高級レストランではテーブルごとにサービスを提供するウェイターが決まっています。ウェイターは特に用が無い時でも、テーブル近くに待機しており、いつお客様から何かのサービスを要求されても待たせる事なくすぐに対応します。これがサーバです。
コンピュータシステムでは、クライアント端末からサーバへサービスを要求し、サーバからクライアント端末へ要求されたサービスを提供します。これがクライアント・サーバ・システムと呼ぶコンピュータの利用形態です。サーバが提供するサービスは、データベースであったり、アプリケーションであったり、様々なサービスがあります。
データベースサーバ利用の場合は、クライアントパソコン1台ごとにデータを保存する必要がなく、異なる複数台のパソコンから同じデータ情報にアクセスできます。また、アプリケ―ションサーバの場合は、新しくクライアントパソコンを導入する都度インストールとセットアップの必要がなくなり運用管理が楽になります。