クラウドというのは雲のことです。インターネットが始まった頃から、インターネットの向こう側を図で示す時には雲の絵を描いて表しています。しかし、クラウド・コンピューティングという言葉は比較的新しく、2006年頃から使われるようになりました。ただし、サーバからクライアントにアプリケーション・サービスを提供するシステムは、クラウド・コンピューティングという言葉が使われる以前から既に始まっていました。

サーバとは何でしょう?クライアントとは何でしょう?普通に英語でいうServer(サーバ)とはサービスを提供する人の事です。Client(クライアント)とはサービスを要求する顧客の事です。ホテルのレストランのような高級レストランを思い描いてください。顧客は食事をするために、いろいろなサービスを要求します。顧客が要求するサービスを提供するのがサーバです。レストランの場合はウェイターともいいます。Waiter(ウェイター)とは待つ人です。顧客のサービス要求を待っている人です。

いつ顧客からのサービス要求があっても、ただちに提供できるよう、ウェイターは常に待機しています。そして、顧客からの要求があると、即時サービスを提供します。これがサーバの仕事です。レストランのウェイターという人間の仕事と、コンピュータサーバの仕事も同じです。コンピュータ・サーバは人間と異なり24時間365日休む事なく常時稼働しています。そして、深夜であろうが、日曜であろうが、関係なくクライアントからのサービス要求に応え、即時サービスを提供します。

クラウド・コンピューティングというのは、クライアントとサーバはインターネットで接続されています。クライアントがサービスを要求し、雲の向こう側、つまりインターネットの向こう側にあるサーバがサービスを提供するシステムです。クライアントのサービス要求を「リクエスト」、サーバの応答を「レスポンス」と言います。サービスは、ホームページの閲覧であったり、メールの送受信であったり、その他様々なアプリケーション・サービスがあります。